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2008年 05月 10日
鈴木さんを偲ぶ その3
スポンジレシピ本を作るにあたって 
故 鈴木ひろみさんと交わした膨大な量のメールの中から、抜粋。
メールタイトル一覧はこちら。
その1はこちら。
その2はこちら。

以下、青字が鈴木さんからのメール赤字が私のメール



5月13日

最後に、心から感謝しています。夜遅くまでがんばってくださって、ありがとうございます。絶対、面白い本になりますよ!!!


5月13日

マンガ、とてもわかりやすくて面白いです。自信、持ってください!!
<略>
先週、ちょっと具合が悪くなったので、片付けているはずだったゲラがまだ終わっていません。
明日の午前中には必ず終えますから、それからコンテ案のメールをお送りいたします。


お母さんを忙しくしてしまい、一番下のお子さんには本当にゴメンなさい!! 
お暇をみて、ムギューと抱っこしてあげてください。

それから、今はできるところまでで大丈夫ですから、あまり無理をしないでくださいね!!



5月16日

原稿いただきました。ありがとうございます!!!!

やっぱり気になっていたので、起きていました。でも、できたところまでで大丈夫ですよ。さっき送っていただいた目次とあわせてみれば、内容はもう一目でわかりますもの。

どうか、どうかくにこさんも、寝てください!! あとは6月末までにラフを送ってくださるように予定を立ててください。先はまだまだ長いですから、徹夜して身体を壊しては元も子もないですよ。明日、私も一生懸命、説得してきますから、どうか安心してお休みください。

この一週間でこんなに描いていただいて、本当にありがとうございます。とても感謝&感謝しております!!!

明日の結果は帰ってきてから、ご報告します。でも自宅に帰ってきてから、すぐに歯医者の予約が入っているので、ゴメンなさい、夜になると思います。

徹夜はあとあと(今すぐでなくとも、何十年後かに)身体に響いてくるので、絶対、やめたほうがいいですよ。お願いします、どうか休んでくださいね!!



5月21日

昨日、お電話してみたら、とっても可愛い声で「あのな、母ちゃんはな……」と、オーケストラを楽しむために出かけられたこと、教えていただきました。すっごくしっかりしていて、しかもとても可愛いお電話でした!!

<略>
だから、何も気にしなくても大丈夫ですよ! 黙っていても原稿を書く作業はつらく孤独な作業ですから、どうかクラッシックでも何でも楽しみながら仕事をしてください。でないと、気分が落ち込んで、くにまんがさんらしくない面白くない原稿になってしまいますよ(笑)。


6月14日

まずは健康に気をつけて、がんばってください! でも、徹夜はダメですよ! 本が出来上がるまで長丁場ですから、必ず睡眠はいっぱいとるようにしてください。もし徹夜しないと間に合わないようなときは、連絡してくださいね!



6月21日

暑くなってきて、今、ほとんど食欲がなく、まったくご飯もお菓子類も食べれない状態なのです。ただ最低限、野菜は食べるようにしています。薬はちゃんと飲んでいるのですが、この病気、汗っかきの寒がりで、体温調節がうまくできないようです。ひどいときには首に冷凍庫から取り出した保冷剤を何個もつけたタオルを巻いています。農作業のオバちゃんスタイルです。雨がちゃんと降るか、もう少し身体が暑さに慣れてくれば、大丈夫になると思いますので、もうちょっとだけ待ってください。本当にゴメンなさい。



7月4日

私の文章ってノリいいんですか?f(^^;)
あんまり自覚なかったな・・・

気分の浮き沈みが結構あるほうなので
ブログに書くときはノってるときだからかな~


本に関しては、・・・実は結構、自信ないんです(^_^;)


この内容に1500円の価値があるのかと・・・
1500円というのが私の心の奥底にずっと引っかかってます。

出版社側の事情は以前話していただきましたが
消費者側から見れば
なぜこの本が1500円もするのかわからないと思います。

私は普段アマゾンや2ちゃんねるでの
色んな批評、批判を見慣れてるので
想像できてしまうんですよね・・・


この本の内容を本当に評価してくれる人は
手に取った人の何割だろう・・・

ひょっとして大半の人には、いらない情報なのかも・・・?


目からウロコのスポンジレシピが、この先定番となっていくために、
この本の内容はとても大事だと思っています。

が、「過程」などには興味はない、
レシピさえわかればいいって言う類の人にはウケないだろうな~と・・・

女の人ってそういう人多いんですよね。



凝り性かそうでないか、によって、受け方は違うと思います。
つまり「万人受け」する本ではない。

それがわかってるので
リアルの知り合いでもブログでも
「本出るの!?絶対買う~!!」という風に言われると
「期待しないでね(^_^;)」と言ってしまいそうになります。

ブログで本の紹介をして、
「お楽しみに~♪」って言える心境じゃないんですよね(^_^;)

800円くらいだと「買ってね♪」って言えるんですけど…(^_^;)
(800円はさすがに安すぎますが)


ネガティブになってても前に進めないので、
開き直ることも大事!って言う心境で原稿は書いてます。


ブログで紹介するときも・・・

開き直りは大事ですね!


明るく
「内容に関してはノーコメントです☆⌒(*^∇゜)v 」でいきましょうか。




7月6日

元気出してくださいな。
<略>
普段、原稿を読みなれている私だけでなく、鵜飼さんをはじめ五月書房のほかの人間もみんな、ノリがいい文章だとほめていますよ!!
心の内面は誰でも浮き沈みはありますよ。作家なども、浮き沈みの気分はかなりある人たちですが、それでもプロとして書くときは、それを気づかせないように書いています。
<略>
そういう意味でも、くにこさんの場合、ご本人は気がついていないかも知れませんが、ひとつのキャラクターがすでにできています。どうか自信、持ってくださいね。

<略>
読者評って、ちゃんと読んでくれていい意見もあれば、感情的な言いっぱなしのものも多々あります。
また、一番最初の段階から、私はくにこさんに「万人受けのする、よくあるレシピ本」を頼んだ覚えはないのですが。みんなから「すごい!」「よくやった!!」なんて言われようとは思わず、くにこさんが一生懸命書いたことが全員でなくても伝われば、私はそれで成功だと思っているのですが…。
<略>
だから、くにこさんは今作っている最中のこの本を、いかに自分が後悔しないような出来にできるか、ここだけを考えてがんばってください。私もできる限り、協力いたしますので。

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by kunimanga | 2008-05-10 00:06
2008年 05月 07日
鈴木さんを偲ぶ その2
スポンジレシピ本を作るにあたって 
故 鈴木ひろみさんと交わした膨大な量のメールの中から、抜粋。

その1はこちら。


青字が鈴木さんから赤字が私からのメールの一部。



2月13日

金曜日はびっくりさせて、すみませんでした。でも、はじめてくにこさんのお声が聞けて嬉しかったです。こうしてメールで書いていることと、お電話で話すこととは内容がどうしても違ってきますし、即、答えがくにこさんから聞けるのがやはりよいですね。折をみて、またご連絡いたします。


2月15日

新しいレシピを考えるのにストレスを感じるようになっては、ダメですよ。本は著者が楽しんで作ってこそ(文章も漫画もイラストも)、ストレートに読者にその面白さが伝わりますからね。でも、原稿を書く段になるとどうしても時間との勝負になるので、誰もがストレスを感じながら書くことになります。そのストレスとの闘いをいかに克服してよいものを作るかが決めてだと思っています。


2月26日

PS それから、くにこさんのイラスト、私、大好きです。イラストレーターにイラストを発注しても、あのくらいわかりやすいイラストを描ける人はそれほどいませんよ。というのも、実際に作る過程でのポイントをくにこさんご自身がはっきりわかっていらっしゃるからだと思います。どういうように描いたら、読者にうまく伝わるかのポイント――ここを、くにこさんはしっかり押さえています。これからもイラスト、がんばってくださいね。


3月26日

春休み、本に取り掛かるのが大変な状態なら、思い切って本のこと忘れて、子ども達と大いに遊んでください。そのほうがよい意味の気分転換になるかもしれません。真面目なくにこさんが1月にご連絡して以来、ずっと気にされていたこと、よく伝わってきていますので、ストレスにならなければいいな、楽しんで原稿を書いてくれればいいなと願っていました。メールでのご連絡もこの際、思い切って休んでもいいですよ。

<略>

ただ、1学期が始まってからは忙しくなりますよ。何が起ころうが、原稿は書かなくてはいけないですし、アイデアも煮詰めていかなければいけない――相当、ストレスがかかるでしょうし、こちらもよい本にしたいので無理を言うかもしれません。くにこさんにとって1学期はかなり大変な状態になるはずですので、今のうちにゆっくり休養するのも一考だと思っています。

<略>

くにこさん、まずは毎日を楽しんでくださいね!! 水に浮かべた雪割草、とても可憐で素敵でした!!!



4月3日

あともう少しで春休みが終わりますが、どうかそれまでお子さん達とゆっくり楽しんでください。
何度も申し上げますが、お返事は1学期が始まったあとで結構です!!

私も4月に入り、少し仕事のほうが楽になりました。私も娘と一緒にボウリングにでも行こうかな!




4月3日

全然話は変わりますが・・・
今日、お通夜に行きました。
中学のときの同級生が脳梗塞で急死したんです。
20歳の同窓会のときにあって以来、14年ぶりに合う姿が棺の中とは・・・
とてもとてもショックでした。
同級生が亡くなったのは初めてでした。

小学校、中学校と60人あまりでずっと同じメンバーでしたから
(クラスは2つに分かれてましたが)
誰が一番最初だろうな・・・と考えたことはありましたが・・・。

最近 生きる、死ぬ・・・について、色々考えます。

生きているうちに「残る」モノを作れるっていうのはものすごく幸せなことだと思います。
不安になったりせず、とにかく精一杯やるしかないですね。
頑張りたいです。



4月5日

ショックなお気持ち、よくわかります。私は東京に出てきてしまっているため、同級生の誰がどうなったかまではわからないのですが、以前「週刊宝石」で一緒に記者をしていた先輩の女性(年は私より二つ下でしたが)が、講談社の前を横切ろうとしたところをタクシーに轢かれ、亡くなってしまったことを今でもずっと覚えています。<略>私もショックで何日も泣いていました。あまりにもあっけなく人生の幕が落ちてしまい、それが逆に彼女の性格の明るさと対照的でしたから、余計に悲しかったのです。

父が亡くなったときも、突然でした。私が昨年、倒れたときも突然の出来事で、人生、先に何があるかわからないとつくづく思っています。それでも、くにこさんがおっしゃるように、精一杯、毎日を生きなければいけないですよね。それから、私は人からやられて自分が嫌だと思うことを、ほかの人にはできるだけしたくないと思っています。それが、よく生きることの一つでないかなと、この頃、思っています。






鈴木さんが亡くなられたのは、このメールから1年と3日後だった・・・
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by kunimanga | 2008-05-07 21:07
2008年 05月 02日
鈴木さんを偲ぶ…スポンジレシピ本が出来るまで その1
鈴木さんが亡くなられたことを いまだに実感できないでいる。

私に出来ることは何かと考える・・・・・・

精一杯の思い付きは、スポンジレシピ本ができるまでのメールのやり取りから、
鈴木さんの人柄、この本に対する思い入れがより感じられる文章を抜粋して載せること。


これから、何度かに分けて載せていこうと思う。



以下、赤字が私のメール青字が鈴木さんからのメール。
毎回毎回が、本の内容についての超長文だったがこれはほんの一部分。


1月12日

ご連絡いただきまして、ありがとうございました。メールの文面を拝見いたしまして、ホッといたしました。
<略>
長文になってしまい、大変、申しわけありません。いろいろお伝えしたいことが山ほどあって、書き散らしてしまいました。どうか、よろしくお願いいたします。



1月12日

詳しいお話を聞き、どんどん実感がわいてきました。
すごいですね~!ほんとに本になるんですね~!!!!!!!
<略>
などを、「漫画」にしてみたら面白いのではないかと思ったのですが
いかがでしょう?

ブログにも結構詳しく書いてるつもりですが
やはり文字数が多いと全部読まない人もいるようで、
ブログに書いてることを質問されたりします。

「漫画」ってとっつきやすいですよね。
<略>

レシピ載せてるブログとか多いけど、
みんな、すっごくオシャレというか、洗練された感じですよね。
(サイト全体の雰囲気が)

・・・・・私、そういうセンス皆無なんです(汗)

「オシャレなレシピ本」は私のイメージじゃないな~ってことで、
かえってオシャレ路線の反対を行って
漫画で面白おかしく、わかりやすく・・・のほうが
レシピ本としては逆に新鮮じゃないかなって思うんです。


1月12日

 漫画のページは、先程、拝見いたしました。これほど漫画が描ける方だとは思いませんでしたから、びっくりしています。ぜひ漫画を描いてくださいね。

 それから、ご心配なさっていたおしゃれな本のイメージですが、私は全然、そんなことは思っていませんでした。何せ、この前のクリスマス・ケーキを作った際、21cmの型で抜いてあまった部分のスポンジを娘が手づかみで「おいし~い」「もっとないの?」と言いつつ、ほとんど食べてしまったくらいですから。本当に美味しいものは、本能を目覚めさせます。そのくらい、あのスポンジは美味しかったのです。シロップをつけずともしっとりしていて(あのシロップをつけると、甘いスポンジがまずます甘くなるので、私はこれまで100%のオレンジジュースを塗っていました)、焼き色がついた部分も堅くなくて、本当に衝撃的でした。昨年、私が作ったケーキの写真は、添付してお送りいたしますね。スポンジの写真は撮っていなくて、残念ですけど、「くにまんが」さんには本当に感謝しています。


 邦子さんがおっしゃるように、おしゃれなお菓子の本というのは、見分けがつかないほど世の中にたくさんあります。こちらはアイデアと味の良さと等身大の著者の姿で勝負いたしましょう!! 



1月14日

 ご連絡が遅れて、申し訳ありません。昨日は持病のバセドウ病が悪化したみたいで、午後から今朝まで寝続けていました。いまはすっかり疲れもとれ、元気です。

話し合うことはいいことですよね。いっぱい話し合いましょう!!


1月14日

それから、私が邦子さんのブログとメールを拝見して、なるほどと思っているのは、どの料理研究家もパティシエも書いていない小麦粉の種類の違いを、主婦の目から厳しく選別し、それを実践していることです。<略> だから、ほかの本との差別化のためにも。小麦粉の種類についてもきっちり書いてほしいのです。

どんどん面白いアイデアが出てきて、とても楽しいです!!



1月16日

くにまんがさんのブログの「出版話」、拝見しました。皆さんからのあたたかい励ましのコメントもいっぱいで、嬉しくなりました。ほかの本作りと比べてみても、出版までには十分、時間がありますので、あまりパニックにならないで、お互い楽しみながら本を作っていきましょうね。

  私の反省点としては、これまでのくにまんがさんのブログの記事やコメントを含めて、全部、読むようにいたします。まだまだ読むのが抜けていたことがわかったからで、同じことをくにまんがさんに聞くのは失礼だなあ、と深く反省しております。また、皆さんからのコメントも、読者からの生の声と同じですので、どういうところを本作りの上で工夫すればよいかの大きなヒントになると考えています。


1月17日

私も長くなってしまい、申し訳ありません。でも、寝不足はいけませんよ。体が第一、その次に美味しい生活があると、最高ですものね!


1月19日

神戸新聞の記事、拝見いたしました。私の娘に感じがよく似ていて、まるで身内のようです。私の娘も将来、漫画家になりたくて、今、学校でまんがクラブに入っています。くにこさんとは遠くて、なかなかお会いできないと思いますので、私と娘の写真、添付しておきますね。アゲハチョウの漫画も、くにこさんの人柄がよく出て、すごくいい漫画だと思いました。あとで五月書房の皆さんにもあの漫画のこと、話しておきます。

 くにこさんのスポンジは、日本人が身近な材料で作れる簡単でとってもふわふわのスポンジですから、自信を持ってがんばりましょう! 子ども達も「美味しい!」「すっごくふわふわだ!!」と喜んでいました!


1月23日

ご連絡が遅れまして、またもや申し訳ありません。今度は初校ゲラ(気象庁の、世界でもトップレベルの黄砂研究者の本です)が出てきたのと、もう一つ急遽、原稿の直しが入りまして、てんてこ舞いの忙しさになってしまいました。ただもう一本、入稿原稿が控えていますから、今後もしばらくの間、間隔があいたメールになってしまうかもしれませんが、少しずつくにこさんのレシピを実践して作っていこうと思っていますので、どうかご容赦くださいね。


1月31日

  一週間ほどご連絡してなく、本当に申しわけありません。三本の原稿の目途がようやくついたところです。報告したいことは山ほどあったのですが、先日のくにこさんからのお優しいお言葉につい甘えてしまいました。ごめんなさい。



2月1日

 それから、くにこさんもメールのお返事はゆっくりで結構ですよ。お忙しい時はゆっくり休んでくださいね。私は去年の四月に倒れた時は意識不明五日間、医者からは「もうだめかもしれない」と宣言されていたとのことです。後悔しても、後の祭りですよ。入院した病院のベッドでつくづくこう思っていました。でも、わくわくする本になりそうですね!!



2月1日

私の場合肉体的には全然大変でも何でもないんですが
男の子3人を育てることで非常に精神的に余裕がない状態です・・・
本当に・・・
もう嫌になって投げ出したくなったり(最低な親ですね)
おかしくなりそうなときがあります。

こんなにスポンジを研究しまくったり雪割草に凝ったりするのって、
育児から逃げてるのかもしれません(^_^;)
子育てが辛すぎて、「楽しい」と思える趣味に目を向けてないと、
やってられないって感じです。

罰当たりですね…

もっと子どもに目を向けないと。



鈴木さんは娘さんととても良好な関係のようで
ほほえましいです。

娘さんのためにもくれぐれも無理だけはしないようお気をつけくださいね。


ちょっと愚痴っぽくなってしまいすみません(^_^;)



2月2日

いろいろ母親というものは大変ですよね。でも、くにこさんの場合、精神的にはもっと余裕があるような気がしますよ。
<略>
実際、うちでも、問題はあります。ようやく今の三学期になって解消しつつあるのですが・・・ <略> いま私が気をつけていることは、自分の娘だろうと、よその家の子どもだろうと、悪いことをした時にはきちんと叱るか注意をするようにしていることです。逆に、よいことをした時には、どの子にも褒めるようにしています。私が悪かった時には、同じように謝っています。そうしないと、子どもから信頼されないですから。たまにうちの娘がごねて言うことを聞かないでいると、周りのお友達が私の味方になって説教しているシーンがあり、おかしくってたまらない時があります。持つべきものは友ですよね。


2月3日

>くにこさんの場合、精神的にはもっと余裕があるような気がしますよ。

いえいえ・・・ホームページ自体は何年も前に作ったものですし、ブログの記事というのは精神状態がいいときにしか書きませんから・・・
実際は結構いっぱいいっぱいなんです(^_^;)
それも波があるんですけどね。

鈴木さんも色々と悩みを抱えておられるんですね。
どこの家も、外から見てるとわからないけど色々あるものなんでしょうね。
子育てって本当に難しいです。
お互い頑張りましょうね!




続く・・・
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by kunimanga | 2008-05-02 23:27 | その他
2008年 04月 16日
こんなことがあっていいのか・・・
忘れもしない 去年の1月11日。

スポンジレシピ本で編集担当してくださった 鈴木ひろみさんから はじめてメールをいただいた。

はじめまして。五月書房(ごがつしょぼう)という東京の出版社で、フリーで単行本の編集を担当しております鈴木ひろみと申します。実は、くにまんがさんのブログをもとに単行本が出版できないかというご相談で、メールをお送りいたしました。

夢みたいな話に、小躍りするほどうれしかった私。

喜んでOKしたものの、それからが大変だった・・・・・・


でも本のあとがきに書いたとおり、他の誰でもない、鈴木さんのおかげで、
私にとっては最高の本ができたと思う。


実は本を出版するにあたって、レシピ本として先輩の、ある方にメールで相談に乗っていただいたのだが、その方のアドバイスは「何より編集者の人柄が大事」ということだった。

本を作っている数カ月の間、そのアドバイスを痛感しまくりだった。

あのスポンジレシピを、本に・・・という話を持ちかけてくださったのが、
鈴木ひろみさんで 本当に本当によかった。

何度も何度も長文メールを交わし、ときには意見が衝突し、
納得いくまで話し合い、
私が凹んだ時は真心こもった言葉で励ましてくださり、
常に私の精神状態を気遣い、
締め切りを激しく過ぎてもプレッシャーをかけることをせず、
気持ちが楽になる言葉をかけてくださり、

シングルマザーで他の本の仕事も抱えて、ご自分も大変なのに
常に私の心と体を気遣ってくださった。

電話では関係ないことまで話し込んで
毎回長電話になってしまった。

「くにこさんが東京に来ることがあったら、一緒に食べ歩きしましょう」

本発売後 今年1月の電話でそんなことも話した。


それなのに・・・・・・・・

数日前、




鈴木さんがくも膜下出血で突然亡くなられたと 出版社から知らせが来た。







あまりのショックに 思考回路が停止してしまった。


出版社への返信も、言葉が出てこない・・・


神様・・・・・・・・

こんなことがあっていいんだろうか・・・

信じられない・・・。信じたくない・・・。



ご冥福をお祈りしますとか・・・
そういう言葉すら しっくりこない。

突然すぎて・・・残酷すぎて・・・



結局メールと電話だけだった。
それでも とても深いお付き合いができた。

いつか会うことがあったら・・・朝まで語り明かそうと思っていたのに・・・


今はまだ 本当に 言葉が出てこない。



本作りの数カ月の間、鈴木さんから頂いた250通以上のメールの一部。
この一つ一つが、心のこもった長文メールだった。

この人が もういないなんて・・・
本当に本当に 信じられない・・・
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by kunimanga | 2008-04-16 21:18 | ★目ウロコスポンジレシピ!!★
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