アンドレス・セゴビア
スペインのギタリスト。音楽史研究者やギター奏者から、「現代クラシック・ギター奏法の父」とみなされている。
彼の尽力なしには、クラシックギターがコンサート・ホールに不似合いの、田舎の楽器と見られていただろうと見る向きは多い。
彼はギターを、ピアノやヴァイオリンと同じような地位に引き上げようと努力し、世界的に演奏され、音楽学校で学ばれるような楽器にしようとした。
<略>
多くの傑出した音楽家は、ギターはクラシック音楽の演奏には使えないというので、彼のギターがヨーロッパのクラシック音楽界から受け入れられないだろうと信じていた。しかし、彼の卓越した演奏技巧と独特なタッチは、聴衆を驚嘆させた。結果的に、ギターはもはや大衆音楽の楽器としてだけでなく、クラシック音楽の演奏にもふさわしいとみなされるようになったのである。
モーツァルトの『魔笛』の主題による変奏曲
フェルナンド・ソルが作曲したギター独奏曲。
「モーツァルトの」または「『魔笛』の」のいずれかを省いて呼ばれることがある。
変奏曲(へんそうきょく)とは、主題となる旋律が変奏され、主題と変奏の全体が一つのまとまった楽曲となったものである。
<ウィキペディアより>
昔子どもがヤマハで「まほうのすず」という曲を弾いた時、なんて魅力的なメロディなんやろう、と思った。
モーツァルトの「魔笛」の中の一部だとは、知らなかった。
それから何年もたってから、ギター用の変奏曲にしてあるこの曲にネット上で出会ったのは、本当にたまたま、偶然だったんだけど、なんか涙出るくらい妙に懐かしくてものすごくものすごく惹かれた。
セゴビアという人のことは、名前をチラッとギター教室で聞いたことがあるくらいで、何も知らなかった。
この動画を見始めて数秒で、ものすごい人なんだということはわかった。
今現在、この曲に一生冷めない恋をしていると言っていいくらい夢中。
こんなにも「好き」と思えるものにまた出会えた。幸せ~。